オフィシャルブログ

第13回解体雑学講座

皆さんこんにちは!


株式会社ヒューマンライフ、更新担当の中西です。

 

~流れ・費用・近隣対応まで~

「老朽化が進んで危ない気がする」「固定資産税や維持費が重い」—そんな空き家のお悩みを、安全・適正・円滑に解決するための実践ガイドです。現地調査からお引き渡し、滅失登記までの全体像を、初めての方にもわかりやすく解説します。✨


1|まずは現地調査&目的の整理

  • 現地確認:敷地境界・接道状況・電線・隣家との離隔、樹木やブロック塀の状態をチェック

  • 解体の目的:売却・駐車場化・新築用地・相続整理など、**“解体後の姿”**を明確に

  • 書類の確認:土地・建物登記、境界確定の有無、古い図面や増築履歴があればベスト

ワンポイント:目的が定まると、必要な整地レベル(砂利敷き・更地・駐車場仕様)や工期が確定し、ムダな費用を抑えられます。


2|法令・手続きの下準備 ‍⚖️

  • 各種届出:解体に関わる自治体への手続き、近隣への事前周知

  • 石綿(アスベスト)事前調査:対象建材の有無を専門家が確認し、必要に応じて報告

  • ライフライン停止:電気・ガス・水道・電話・ケーブル類の停止・撤去依頼

  • 道路使用・占用:重機やトラックの出入りで歩道・車道を使う場合の申請

安全第一:足場・養生計画(防音・防塵シート)と交通誘導の配置は近隣配慮の要。計画段階で共有します。


3|見積りの“見るべきポイント”

  • 内訳の透明性:解体工事費、廃棄物運搬・処分費、付帯工事(樹木・ブロック・井戸・地中埋設物など)

  • 仮設・養生費:足場、養生シート、散水、道路養生板、誘導員の有無

  • 整地仕様:仕上がり(整地のみ/砕石敷き/転圧)を明記

  • 追加費用の条件地中障害物(コンクリ・浄化槽・瓦礫等)発見時の取り扱い

失敗回避TIP:坪単価だけで比較せず、マニフェスト(産廃管理)対応近隣対策まで含めて判断を。


4|近隣トラブルを防ぐ“3つの先手”

  1. 周知:工期・作業時間・担当者連絡先を事前配布

  2. 騒音・粉塵対策:散水・低騒音機械・作業時間帯の配慮

  3. 安全動線:搬入出ルートの明確化、誘導員で歩行者優先


5|分別解体〜搬出:現場の進み方 ️

  1. 内部撤去(内装材・建具・設備類の分別)

  2. 重機解体(上屋→基礎の順で安全に)

  3. 廃棄物の分別搬出(木くず・がれき・金属・プラ等)

  4. 基礎撤去・整地(転圧・排水勾配の確認)

エコの視点:木材・金属は再資源化へ。適正処理で環境負荷を低減します。


6|完了後の手続き:滅失登記まで

  • 完了写真・帳票の共有(マニフェスト控、作業報告)

  • 土地の引き渡し(整地状態の確認)

  • 建物滅失登記:原則、解体から1か月以内を目安に申請


7|見積り前のチェックリスト ✅

  • 解体後の活用目的が決まっている

  • 付帯物(樹木・塀・物置・井戸等)の範囲を伝えた

  • ライフライン停止手配の段取りを確認

  • 近隣説明の方法と担当を決めた

  • 追加費用が発生する条件を理解した


空き家解体は、準備8割・施工2割。目的と範囲を固め、法令遵守と近隣配慮を徹底すれば、安心して次の一歩へ進めます。
無料現地調査オンライン見積りも承ります。まずはお気軽にご相談ください。✉️

 

 

株式会社ヒューマンライフ では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!

私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。

ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!

詳しくはこちら!

apple-touch-icon.png